2016 Best Shot

気がつけば木々の葉も落ちマフラーをぐるぐるに巻きたくなる季節になりましたね。さて、#2016bestshotという面白そうなハッシュタグを見つけたので自分も今年の写真生活を振り返ってみることにします。

今年、自分にとって一番エポックメイキングだったのはいかに単純に写真を構成するか、それに腐心できたことでしょう。そのきっかけになった写真を昨年の暮れに撮りました。

この写真が気に入って何度も見返して自分が好きな感じってこういうことなのかな、単純化された写真が好きなのかな、と、今年に入ってから試行錯誤をはじめました。

写真を単純化するというとミニマルな白黒写真を想像するかもしれません。自分の場合は構成する色をまず減らしていくことを目標としました。写真のメインとなる色とそれに加わっていく色の二種類がありますが、後者の色の数、あるいは面積を減らしていくのです。補正としてはコントラスト高めで中間域をあげていく感じ。ハイライトとホワイトは抑えめにしていますが、白飛びは気にしすぎない方向で。シャドウはもう少し持ち上げてもよいかも。

ベースを白じゃなくて黒に変えてみたものの、シャドウの濃い写真は色も濃くなるのでちょっと難しいですね。

シンプルさが活きるように構図も簡略化してなるべく水平、垂直に。目指すイメージはピエト・モンドリアンの「コンポジション」的な世界かなーと。シフトレンズが欲しくなりますが自分の場合はトリミング。

来年はこうして単純化したものをベースとして、さらにレイヤーを重ねて複雑性を持たせた写真を作り込んでいけたらいいなと思っています。

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Peak Design - Everyday Messenger

さて、そろそろバッグを新調して一ヶ月になるのでレビューを。
Peak DesignのEveryday Messengerです。

下部はラバーっぽい素材で防水になっています。

このメーカー、Peak Designはもともとサンフランシスコでカメラ周りの製品を企画している会社。leashという簡単に取り外しの効くストラップのシステムや、鞄のショルダーストラップなどにアルカスイス互換のアタッチメントを取り付けてカメラを固定可能とするCaptureなど、便利なので自分も使っています。

で、そこから満を持して送り出されたのがこのEveryday Messengerというカメラバッグ。昨年、kickstarterでもかなりの出資者を集めて話題となっていたのは記憶に新しいところ。最初はそれほど興味なかったものの、あらためて自分がいつも持ち歩いているものを考えてみると、うん、これは自分にぴったりと購入に至りました。

このEveryday Messengerはもちろんカメラバッグとして作られているのですが、他のものと一線を画すところは15inchのLaptop PCが収納可能なところです。実はこのサイズが入るバッグって探してみるとあまりないんですよね。平日は仕事用途で15inchのMacbookProを常に持ち歩いているので、これが収納できることは自分にとって必須条件でした。

カメラバッグとしての機能
このバッグ、カメラの出し入れがすっごく楽です。 今まではChromeのCitizenというメッセンジャーバッグタイプ、もしくはDeltaというリュックを使っていたのですがChromeのバッグは材質が強固すぎて服にダメージを与えてしまうのがネックだったのです。カメラを入れるとちょっと取り出しにくいのも切ないところ。クラッチをパチンと外してベロクロでくっついているフラップをベリリと開けて、さらにバッグの奥底から取り出さなければなりません。これが面倒だなーと思っていたのですが、Everyday Messengerならクラッチがワンアクションでカチャリと外せて、すぐにカメラを取り出すことができます。これはかなり大きなアドバンテージ。比べてみれば、カメラを取り出しふたたび収納するまでの時間が1/4以下になったのではないかなと。

出し入れが驚異的に楽になったことで、今までならカメラを取り出し撮影して収納するまでの時間を考えて「ま、いっか」で通り過ぎていた場面でも、このバッグならすぐにカメラを取り出して撮影できます。

クラッチは荷物の量に応じて4段階の調節が可能です。
メインのコンパートメントの容量はじゅうぶんです。カメラ二つが楽に入るし、仕切りを畳むとレンズもいろいろ入ります。
この間仕切り、ペコっとなって畳める(?)ようになっています。なのでその上からさらにモノを入れることが出来ます。
上部についているファスナーは一つがメインコンパートメントへのアクセス用、もう一つはLaptopを入れるコンパートメント用のもの。防水のためにファスナーにはカバーが付いています。
フラップを開けずとも、ファスナーを開けばすぐにカメラを取り出せます。
小物を入れるスペース。ステッチの切り替えが可愛らしいです。

小物を入れる収納も驚くほどたくさん付いていてバッテリーやカードなどの収納に困りません。
自分が平日持ち歩いてバッグに入れているものはだいたい以下のもの。

  • 15インチのMac
  • カメラ
  • コーヒーを入れてもらう用のタンブラー
  • ヘッドフォン
  • 予備バッテリーやらケーブルなどの小物
これらがぜーんぶ収納できて、素早く出し入れができます。
バッグ内部へのアクセスはフラップを開けることのほかに、上部にファスナーが付いているのでそこからも可能です。

Extra

バッグのサイドには同社製品であるCaptureを留められるストラップとAnchor用のストラップ、小さなカメラを収納可能なちょっとした物入れが付いています。この下にはよりアクティブに動き回る際にバッグを身体に固定するため、もしくはキャリーケースのハンドルに固定できる補助ストラップが格納されています。

フラップには三脚の脚を通す部分があってトラベル三脚も持ち運べるように考えられてます。自分は悲しいかなそのサイズの三脚はもっていないのですけれども・・・。

フラップの内側には三脚の脚を通すための穴があります。
テーブル用の三脚なのであまり参考にはなりませんが、こんな感じで持ち運びます。本当は向こう側へ突き出た脚を付属のラバーバンドで留めて運ぶのですけれども。

メッセンジャーバッグ
メッセンジャーと銘打たれているだけあって、ショルダーストラップを短くすればメッセンジャースタイルで持ち運ぶことももちろん可能です。ただ、ちょっとこの機能に関しては背負った際のフィット感が弱いという弱点があります。これはよくあるメッセンジャーバッグのように根元部分はサイドを広く使って、そこからストラップにつながるような形にしないと難しいのかもしれません。ショルダーバッグとしては問題ないです。あと、欲を言うならストラップが緩みやすいのでもうちょっとかっちりしてれば良かったかなと。

総括
こちらでは大抵の人がLaptopを通勤時に持ち歩いており、そこにさらにカメラをプラスするソリューションとしてのEveryday Messenger。 自分はロードバイクで通勤することが多くユースケース的にもぴったりで、これぞまさに毎日使えるバッグです。通勤途中などで自転車に乗りながら、ふと気づいた風景を撮るのにぴったりです。 ほかに機能的に似ているバッグとしてOnaのUnion Streetや
Timbuk2のSnoopもあってちょっと悩むところもあったのですが、フラップの開けやすさでこちらを選びました。 PCをいつも持ち運ぶ人でカメラも一緒にバッグに入れたいのだけど普通のバッグだとスマートに収納できなくて、と悩んでいる人には是非オススメしたいバッグです。

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Pentax K-S1

またもやうっかりと。
Pentax K-S1。年末のセールで面倒なメールインリベートによる還元ではあるものの、レンズキットが$179くらいだったのです。買ったらレンズも買わずにはいられないだろうという自負があったのでさんざん迷いましたが。

Pentaxのレンズは小型軽量な単焦点が揃っているのが魅力です。なかでも35mm(換算50mm)のマクロなんてテーブルの上に並ぶ料理から人物、風景までと散歩のお供にはぴったりなレンズ。他にも交換レンズ界における薄さの極致を代表するパンケーキレンズ並びにビスケットレンズなど、いいなーと常々思っていたのですよね。

さて、実際に撮影するまで実は1ヶ月以上もの間が開きました。というのも店内ではそれほど気になりませんでしたが、いざ家で開封して触ってみたところ、キットレンズからひねり出されるAF時の大きな音が気になってしまったのでした。さらにK-3などと比べてあからさまに大きく甲高い、裁ちばさみで布を切るようなジャキンというシャッター音のこともあってまずはレンズだけでもどうにかしないと、とずっと使っていなかったのです。

ちょっと使ってみてわかった(ちょっと考えてみればすぐにわかったかも)のは、Pentaxのレンズに小型軽量のものが多いのはほぼ、ボディ駆動AFによる恩恵ということ。ところがそのAF、K-S1と組み合わせると富士Xシリーズで言えばXF35mmの作動音をさらに大きくしたくらいの音がしてしまいます。Xシリーズの動作音に慣れてしまっていると静かな場所で使うのは控えたいレベル。外でゆったりと風景を撮るのに向いているカメラではないでしょうか。

K-S1のデザインはもう、冒険心のカタマリですね。グリップが光るなんて到底信じられないことをやってのけています。操作系に関して切ないのは水準器がないことと1ダイヤルであることくらいで後は充分なもの。他の機能に関してはボディ内に手ぶれ補正が付いていますし、画素数は2000万画素もあって充分。ただやっぱり光学ファインダーよりEVFのほうが好きかも。自分が見ているものをそのまま記録できるミラーレスのほうが自分の好みにあっているのでしょう。

ところでご存じの方も多いかもしれませんが、PentaxはAPS-Cサイズのミラーレスも作っていたことがあったんです。その際に新マウントを作らず現行のKマウントを利用することにしたため、フランジバック長の関係上、どうしてもボディに厚みが出てしまうことになってしまったのですよね。そうして世に出されたのがレンガのような形のK-01。あまりに前衛的な形状に消費者は引いてしまったのか、ほどなくしてその姿は市場から消えてしまったのが悔やまれます。もしEVFを付けて、さらにフランジバックの長さを活かして小さな645zのような形をしたカメラを発表していたらヒット商品になっていたのではないかなと。なのでK-S1も後継機はどうなることやらと案じていたら意外とあっさり、しかもかなりコストパフォーマンスがよく、申し分のない機能を兼ね備えたK-S2が発表されました。今年はフルサイズ機の発表も予定されているPentax、頑張って欲しいです。


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X-T10 その11 - Elmar

ついにあのレンズを手に入れたぞ!

Tele-Elmar 90mm

というわけでTele-Elmarit後期型の90mm。しかもカナダではなくドイツ製であります。なんとなくライカストア覗いてみたらあったんですよ、そこに。まさかライカストアで見つかるなんて、と小躍りしたい気分になりました。
フルサイズ用90mmとは思えないその体躯。サイズはø51.5mm×62mmで重量は225g、XF60mmと較べてみると長さはほぼ変わらず。直径が1cmほど細くなっていて重量に関してはほんの10g重いだけです。見た目もすっきりコンパクト。フード付けると長くなりますけど許容範囲。

Tele-Elmar 90mm + hood

さて、少し話は変わりますが、軽量で比較的小さなカメラの部門は富士のXシリーズのほかにもマイクロフォーサーズやコンデジ、他にも各社ミラーレスがシノギを削る分野です。選び方にはいろいろあるのでしょう。ストリートでの瞬間を切り取るならGRDみたいに広角で、ピンを合わせきることが出来なくてもなんとか写ってくれる速写に向いているもの。PanasonicのGMシリーズのようなレンズ交換できるのに切り詰めたサイズのもの。EVFが付いていて状況によらずかっちりと構図を決められるもの。
こういったカメラのなかでX-T10は自分にとってうまくバランスのとれた機種。
EVFは追従性もよくて見やすく、マニュアルフォーカスでピントを追い込みたいときなんかにばっちりです。背面ダイヤルをクリックすると選択されているフォーカスエリアが拡大表示され、そこでダイヤルを回せば拡大倍率も変えられます。
センサーサイズはAPS-C。各社APS-Cサイズのセンサーを搭載したカメラを販売していますが、そのなかでもFUJIのXシリーズは高感度特性がよくて暗がりでもノイズの気にならない写真が撮れます。異なるフィルムで表現を変えるといった銀塩カメラでの体験をデジタルに甦らせたフィルムシミュレーションもいいですね。
レンズは絞り環とフォーカスリングの両方を利用できるものがほとんどでマニュアル操作がしやすく、本体にはモードダイヤルがなくてシンプル。 シャッターに関してはメカニカルシャッターが最速1/4,000、それに加えて1/32,000秒までの電子シャッターを搭載しているので晴れた屋外でも開放絞りを利用した撮影がおおよそ可能なほか、店内などでシャッター音を出したくない場合に静かに撮影できます。あ、メカニカルシャッターの音も大きくはないですよ。
センサーサイズが十分で、筐体は小さく軽くそして静か、夜も撮れるし充分なEVFも付いている、操作性もなかなかのもの。となれば街を縦横無尽に動き回るお供にぴったりなのです、このカメラ。
大好きで平日休日にかかわらず良く持ち歩いています。

だからこそレンズも軽く小さいサイズにとどめておきたいんですよね。重いレンズを持ち歩くくらいならその差分の重さでチェキプリンタ持って歩いたほうが楽しいです。来たれチェキプリンタ内蔵グリップ!!(形状まったく想像できないですけど)
X-T10にはハンドストラップを付けていて街中ではたいてい手にぶら下げています。ただ、XF55-200mmなどの重量級のレンズだと6時間くらい歩き回ると手に力が入らなくなってしまい攣りそうになってしまうのです。XF16mmでさえもずしりとしていて、まる一日撮り歩くにはちょっと重い。たかだか100gや200gと思われるかもしれませんが、時間が長くなるとその違いはあからさまです。
もちろん写真の写りの良さで言えば高性能なレンズのほうが良いのはわかっていますし、XFレンズにはそういったレンズがたくさんラインナップされています。 でも高性能で重いレンズってあらかじめ狙った被写体を撮りに行くのに向いているのものですよね。
自分も撮影目的でカメラ持って行くことはありますし、いわゆる "仕事をこなす” レンズの優先順位が高いのもわかります。でも買い物やコーヒー飲みに行ったり散歩したりで街を歩き回りながら見つけたものを撮るほうが多いため、できる限りコンパクトで軽いものが向いていて、そういった観点からだとFUJIではXF60mmが一番長い単焦点レンズなのです。
望遠レンズを伸ばすと街中を歩いている人にギョッとされるのでコンパクトさって重要なのかなと。以前にXF55-200mmを使っていたら「ひょっとしてCIAなの?」って聞かれたのがかなりのトラウマ(CIAだったらもっとうまく気づかれないように撮るだろというツッコミはさておき)。このように自分の小心さも相まって望遠側でも軽くコンパクトなものが欲しいなーと。もちろんスナップで望遠使う自分が特殊なのでしょうけれど、主題の主題のみ切り取りたくなるし、もっともっと圧縮したくなるのです。雨降ったり雪降ったり、霧が出たりすると圧縮しないと空気感が削がれるというか、自分が表現したいものとズレてしまうという理由もあります。
で、そうなると現在は必然的に他社製のレンズになっちゃうのです。オプションとしてはマイヤーオプティック・ゲルリッツが復刻してXマウントでも近々売り出すトリオプランの100/2.8があります。たしか300gくらいだったような。シャボン玉のような幻想的なボケを持つレンズです。でもお値段高め。 結局、軽く小さく望遠寄りという観点でレンズを探していくと、たどり着く先はマウントアダプタを介してのMマウント用レンズ。Mマウントのフランジバックはレフ機に比べて格段に短いので、レフ機用に作られた全長の長いマウントアダプタの利用に比べてXシリーズに装着した際の違和感がありません。そう、ついにたどり着いた軽量かつコンパクトの楽園。これが呼び水かのように富士自らMマウントアダプタも販売しています。
Mマウントで焦点距離75mm以上に絞って軽いレンズを探していくと300g以下でもいろいろあるのです。そのなかでもひときわ軽かったのが今回のTele-Elmarit 90mm。前期モデルと後期モデルがあってそれぞれFatとThinというように呼び分けされているのですが、その意味するところが示すように後期モデルがとりわけ軽くって225g。XF90mmは540gなので比較すると半分以下の重さ!
このレンズを手に入れて浮かれていたんです。それもつかの間、早速試写してみましょうと撮ってみた結果、無限遠がぜんっぜん出ません。これで無限遠。

Tele-Elmar 90mm at infinity

F16まで絞ればなんとか合っているかもという感じなのですが、F11までは全然、もうまったくもって無理。なんぞこの至近距離専用レンズということになってライカストアに行ってType240で試写してもらうと無限遠がやっぱりシャープじゃない。調整に出したらどのくらいかかるのと聞いたら、今ならホリデーシーズンだし8週間くらいかかっちゃうかなと。ひー。

ということで・・・・交換してもらってきました! Elmar M 50mmに!沈胴型レンズ!!170g!!!ドコ行った望遠計画!!!!

Elmar 50mm

いやもう、気に入っちゃったんです。 この軽さ、小ささ、フォーカスリングを回すフィーリング。最高なのです。

Elmar 50mm + L-Plate

上から見たときの、この数字や記号が並んでいるさまに心を持って行かれます。飛行機のコックピットに並ぶアナログ計器盤にかっこよさを感じる人ならわかってくれるはず!

Elmar 50mm from above

趣味で使う物に関して言えば好きになれるモノが一番。フレアも特盛りですけれど逆光性能がよくなくたっていい。自分が気に入っていつも持ち出したくなる存在になれればそれがベストではないでしょうか。交換になったテレエルマリートに関しては残念でしたが、代わりに大好きになったこのレンズを持ち歩きますとも。無限遠が出るだけでもこんなに嬉しいだなんて。

Elmar 50mm at infinity

そこで思ったことは富士フイルムが軽量コンパクトなマニュアルレンズをXマウント用にラインナップしてくれたらなーということ。軽いレンズでもっとカメラを外に連れ出せるように。フォーカスを合わせることも含めて写真を撮るという行為を楽しめるように。 レンジファインダー用のレンズがかなり軽量コンパクトに作られているのだからそれより小さなセンサーを持つXマウントにもあのくらいコンパクトなのがあってもいいですよね。あとは女性からも好かれるようなデザインのレンズがあってもいいのかなと。色がピンクだとかの旧式ジェンダー観じゃなくて。ある程度バラして鏡胴のガワやフォーカスリング、絞りリングが交換可能になっていてバングルみたいにバリエーション持たせられるみたいな。男性でも距離指標がロレックスのスピードマスターのバングル(こんなの)みたいのに交換できたら使ってみたいって人いるんじゃないかなー。自分はカメラをなるべく目立たないようにしたいほうですが、カメラ自体を格好良くしてしまいたいという気持ちはすごくわかるのです。そのほうが愛着出たりもするし。
富士はチェキで成功をおさめたのだから可愛いレンズも作れるはず。自分が言うのもなんですけれど他社製も含めてほんっと今のレンズは存在自体が超絶オッサンすぎるのです・・・。
カメラはあるんですよ。

「可愛いカメラ」(Google画像検索)

で画像検索するとご覧の通り。
予想にたがわずやっぱりピンクなんかもありますがカメラに関してはなるほどと。 Rollei35やPen-EEなんてそう思わせてくれるのもわかります。

でも・・・、でもレンズなんか可愛くなるわけないじゃんと、
キットにあわせるのだけちょちょいとボディの同系色塗っておけばいいんじゃねと、
思考停止してしまった・・・
そんな"まとも"な人々の
「正気の沙汰」に痛めつけられた結果がこれである!!

「可愛いレンズ」(Google画像検索)

否定はしない!しないさ!
されども我らがレンズ軍勢はどこへ!

と、こんな話を書いているところに40mmF0.85という1kg超のレンズを作っていたHandeVisionからリリースがありまして。
コンパクトタイプとして24/35/50/75/90 mmのマニュアルフォーカスレンズが発売されるようです。いや別に可愛いというわけではないんですけれどね。
各レンズの開放F値は2.4。90mmはまだ重量についての発表はないのですが、レンズが4群4枚、かつ最大径がø58mmとXFレンズよりも細いので300g程度が実現するかもしれません。Mマウント/Eマウント/Xマウントでの発売とのこと。今回味わったような無限遠の問題がないのならMマウントがいいなー。

little santa! (elmar 50mm)

ということで今気になっているレンズはコンパクトな望遠、最近の写真にはElmar50mmで撮った写真が混じってるよというお話でした。
でも Tele-Elmar90mmにはまだ未練がなくもなく。玉ボケもきれいなものでしたよ。

Tele-Elmar 90mm Bokeh

参考にしているサイト

たぶん誰でもお気に入りの写真に関するサイトがあると思います。自分の場合はThe Inspired Eye MagazineとLomographyのサイト。

Lomographyのサイトにはフィルムで撮影した写真がたくさんアップロードされていて、あるフィルムで撮影したらこんな感じで写るんだというのがわかるのですごく参考になります。フィルムは手に入りづらくなっているのもあるし、現像にかかる費用も年々上昇しています。結果としてフィルム機には手を出しづらいなーと思っているのでこのサイトは有り難い限り。
もちろんクロスプロセスやプッシュ、プル、ブリーチなどいろんな現像がされていたり、レンズも全く違ったりするので同じフィルムで撮影したからといって出力が一緒になるわけではないのですが、それでも。Lightroomでこんな感じかなーとプリセット作ったりしてます。

http://www.lomography.com/films

そしてThe Inspired Eye。ストリートフォトの雑誌というか媒体なのですが、もうめちゃめちゃ好きです。ブログの内容も、月に一回の読者応募コーナー(?)にアップされる写真も、すごいなーと思わせられるものばかり。
最近では「10 things learned from being a photo editor」(写真編集者として学んだ10のこと)という記事が自分的にめちゃヒット。この雑誌の編集者であるOlivier Dougによって書かれた、よりよいフォトグラファーになるための道しるべ的な記事なのですが、その中で個人的には2つの項目に心を惹かれました。

http://www.theinspiredeye.net/learned-photo-editor/

一つは「Don’t get stuck on clichés」(クリーシェにハマらない)、これがどういうことか簡単にいってしまうと誰にでも撮れるようなものを撮らないということ。クリーシェというのは決まり文句であるとか常套句という意味ですが、翻って、使い古された陳腐なものという意味にもなります。写真でいうと絵はがきやガイドブックに載っているような写真でしょうか。
クリーシェ的な写真を撮るのは悪いことではありません。しかしフォトグラファーとしてよりよい写真を撮るための一つのステップにすぎないことを自覚する必要があると述べられています。

例えばこの写真もクリーシェです。同じような写真が今まで何万枚撮られたのだろうかと。
「いまを生きる」という映画の中でロビン・ウィリアムズ扮する教師、ジョン・キーティングがいきなり教壇上にのぼり、「I stand upon my desk to remind myself that we must constantly look at things in a different way. 」(ものごとを常に違った視点から見つめなければならない。それを思い起こすために教壇の上に立っているんだ)と教室の生徒たちに言う場面があります。創作する全ての人々へのメッセージに受け取れますが、写真であれば構図、光の具合、被写体の切り取りかたなど様々な要素を自分なりに見方を変えて再構築し、撮影するということでしょうか。すごくすごく難しいです。

もう一つは「Consistency is what to strive for」(一貫性を追い求めること)。 スタイル、主題、ものの見方などに一貫性を持っているフォトグラファーがやはり突出した魅力をもちます。アンセル・アダムス、アンリ・カルティエ・ブレッソン、ピーター・リンドバーグ。有名なフォトグラファーの写真は彼らの名前からすぐにイメージが頭に浮かびます。そう思われるようになるのが撮影者として一貫性を持つということ。
写真以外では一貫性を持つ創作物が多く、例えば音楽や絵画、映画など。あるいは文章だってそうです。ではなぜ一貫性が必要なのでしょうか。それはヒトはパターンの連続性に心地よさを感じるからです。音楽はそのなかでも特徴的ですよね。ドラムやベースは特定のパターンをちりばめますし、あるいはギターやボーカルもそうですね。韻を踏んだり、Aメロ、Bメロ、そしてサビの部分があったり。これらのパターンが破壊されるとやはり音楽として聞きづらいものになります。
写真を撮るたびにその写真が自分の撮りたかったものなのか自分の心にいつも問うこと。そうすることにより意図的に一貫性を持たせられるようになるとのことです。

上に掲げた二点だけでも相当難しいのですが、いつも心に留めて撮影するようにしています。残る8つの項目についても是非読んでみてください。

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X-T10、その10

先週の金曜日に発送しましたのメールが来て、ようやく届いたのがこちらのRRS製X-T10専用Lプレート。注文したのは7月8日だったので、およそ一ヶ月弱かかりました。その時点ではプリオーダーだったので在庫があればすぐなのでしょうね。これを装着すると5mmくらい高さが増し、無骨なフレームによって精悍さが出てきます。バッテリーやSDカードへのアクセスももちろん装着したままでオッケーですよ。

http://www.reallyrightstuff.com/Shop/X-T10/

写真ではクランプはとりあえずNeewerのものをベルボンのミニ三脚に着けてます。このNeewer、いろんなものが激安なので、ついついいらないものを買いそうになってしまうのです。
持ち歩くのにちょうどよいサイズの三脚がないので夜景を撮る季節になったらMefotoの三脚を手に入れようかなと思っています。確か雲台がアルカスイス互換ですし。Manfrottoのがっしりとした三脚もあるのですが、雲台もかなりの重量なので車じゃないとさすがに辛いです。

Lightroom 6.1.1

前に一度書いたかもしれませんが、撮影データは全て一度Apertureに読み込んでいます。で、使えそうなものはダーーッとレーティング(☆5つとかそういうの)して、RAW現像し直すものはLR向けにRAWファイルをエクスポート(X-T10のRAWファイルはApertureでは現像できないのです)、JPEGのままで良さげなものはその場でちゃちゃっと編集するか無編集でエクスポートしてます。

ということでApertureはいわばカタログソフトの扱い。

Lightroomはなんだかんだで重たいのでRAWを編集する時にのみ利用しており、Nik CollectionのSilver Effexなどを使うときにもLightroomから使っています。さてそのLightroomは本日更新があって6.1.1に。FUJIのRAWファイルの読み込みが早くなったとのことで、実際に試してみると確かに早くなっていますね。

加えて撮影やカメラ情報を格納しているEXIFの生成方法が変わりました。変わったといいますか、LR6になってから以前と違う生成方法でEXIFが出力されるようになっていたのです。で、出力されるEXIFは仕様的には何ら問題なかったのですが、逆に問題のあったのがEXIFを読み込むいくつかのソフトウェア。読み込めない情報が出てきてしまいました。
で、このサイトでもEXIF情報の読み込みにPHPというものを使っていて、LR6からカメラ機種名などの読み込みができなくなっていたのです。なのでこのPHPを修正しようかとソースを紐解いてみれば、対応EXIFバージョンは2.2のまま(現在は2.3)で、対応するタグが少ないことに気づいてめんどうだなぁとダルさをおぼえて放っておいたのですが、今回のLR6.1.1のリリースでadobe開発チーム側の歩み寄りによって無事EXIF情報がまたPHPから取得できるようになりました。

ありがたいと言えばありがたいのですけどね。根本的には読み込みソフトウェア側を変えなければならないわけで、今回の件についてはいささか歯がゆい感じがしています。そのうち暇なときに書き直してみようかなと。

あ、そうそう、ちなみにEXIFはもとはといえば富士フイルムが開発したフォーマットなんですよ。

X-T10、その9

さて、先日Rokinon 12mm F2.0というレンズ、日本だとメーカー名はSamyangになりますね、これを買ってしまったのです。いわゆる沼にハマってしまったのでしょう。XF16mmを使っていて広角も面白いなーと思って・・・。マニュアルフォーカスのみとはなりますが軽量コンパクトなレンズで取り回しも容易ですし、吐き出される画像も十分シャープで良いレンズです。

が!

来て早々にドナ・・ドナ・・・・。

なんというか、無理でした。写りが気に入らないとかではなく、この換算18mmという画角が強烈なまでに自分には合わなかったのです・・・。何日か撮り歩いてみましたが、撮れ高がゼロ。写真を見返してみると、自分が撮った感が見事にそこになかったのです。超広角はものすごく難しい画角なのですね。よく広大な景色を収めるのに広角をという話は聞きますが、むしろ自分的には前景を際立たせて広くとった後景にはめ込む、もしくは狭いエリアを広大に写し取るといった画角が広角だと思っています。で、そのような構図の構成が自分にはまだかなり難しくて、何の変哲もない画像が量産されていくという・・・完敗でした。
いつか超広角を使いこなせるようになるといいなー。

いちおう貼り付けておきますとこのような画角です。難しかったー。

と、気を取り直しまして。

日本からはるばる送られてきたのがこちら。

あ、本体ではありませんよ。ユリシーズのアルチェーレです。そう、レンズはドナドナされてストラップとなって帰ってきたのです。ちょっと前まではアクリュのストラップを付けていたのですけれどね。写真を撮る日はほぼカメラを持ちっぱなしで首からさげることはないことに気づいてしまったので、それならハンドストラップがいいかなと。もともとX100Sでもこのストラップを使っていたので使い勝手の良さは確認済み。前のはブラウンでしたので今回はブラックにしてみました。ご覧の通りX-T10との相性もなかなかのものです。

ユリシーズは海外発送を受け付けてくれるので僕にとってはありがたい限り。

ということで相変わらずメインはXF60mm、休日はこれにXF16mmを予備に持って歩く日々なのです。

X-T10、その8

RRSのサイトでX-T10向けプレートの受付が始まりましたよ!
http://www.reallyrightstuff.com/Shop/X-T10/
自分もL型プレートのキットをポチりと。まだサイトに写真も掲載されていない状態ですが届くのを楽しみに待っています。

さて、今回は自分好みの写真を探すことについて、なのです。

何もない休日にはくたくたになるまで歩いてたくさん写真を撮ったりもするのですけれど、満足の行くようなのはほんのわずか。そこで写真がうまいというか、感性の通じる人の撮った写真をいろいろ見ることで、自分の撮る写真に影響を与えることができたらいいなと思うわけです。

ところがいろいろなカメラについて書かれているブログはあれど、写真や写真家について書かれているブログはそれほどないのですよね。その写真家の撮った写真を引っ張ってきてサイトに載せるわけにもいかないだろうしということで理解はできます。ただ、片っ端から検索して、この人の撮る写真が好きとかそうじゃないとか延々と続けていると、時間がかかります、やっぱり。

自分はどちらかというと街を撮っていることが多いです。で、ストリートでのプロフェッショナル用カメラのひとつがライカのMシステム。ズマリットやエルマリート、エルマーといった開放値を少し抑えめにしたレンズは軽量コンパクトに作り込まれていて、持ち歩きに便利なこともさりながら、威圧感のなさも特筆もの。使いこなせるようになれば日常のなかの偶然を撮るのにはとても向いていそうです。コンパクトなシステムでなければ撮れない写真というのは多分あって、それは何日も街の中を歩きまわることで撮れるか撮れないかという写真なのでしょう。 あと、ライカで撮った写真から感じるのは被写体との距離の近さですね。やはり広角から標準域のレンズが多いため、被写体に一歩近寄る必要があるのでしょうか。

そういうことに思い至って、今はライカのMシステムを使ってストリートを撮っている写真家を中心に検索してまわっています。もちろん他の、一眼レフやもっとコンパクトなカメラでもストリートを撮ることはもちろんできるのですけれども、ライカだと検索が楽なのですよ。

コンパクトといえば発売が噂されているXF35mm F2.0はかなり気になる存在。見た目からしてかなりコンパクトですよね。しかもパンケーキにするのではなく、無理のない小ささにとどめています。個人的にはXシリーズにもこういった開放値抑えめの、軽量コンパクトなレンズがいろいろ出てきたら嬉しいです。あ、あと1.4倍のテレコンバーター。最近はXF60mmを気に入ってだいたい付けっぱなしにしているのですが、このレンズにテレコンをつけて街の中を撮って回ったら楽しそうだなーと思っています。画角は換算126mm、F値は3.5くらい(?)になるのでしょうか。

* 後日、そろそろテレコンの発売日決まっても良いのじゃないかなーと調べてみたら、FUJIのサイトにテレコンの対応レンズなるものがありまして、よくよく読んでみれば対応するのはXF50-140mmF2.8 R LM OIS WR, XF120mmF2.8 R Macro, XF100-400mmとあるじゃないですか。全部のレンズに対応しているわけじゃないんですねー。テレコンってそういうものなのかとちょっとがっかり。

X-T10、その7

もうそろそろ新レンズのXF90mmも発売になりますね。今回は残念ながら自分は見送り。
XF55-200mmとそれほどサイズも重量も違わないんですよね。大きく重くなってしまうと不精者の自分はあまり持ち出さなくなってしまって宝の持ち腐れになってしまいます。めちゃめちゃいいレンズだよという声がそこここから聞こえてくるのですけれども。自分が持って歩こうって思うレンズはやっぱりもっとコンパクトで軽いものが多いです。写真を撮ろうと決めた日は恐らく20km以上は歩くので。
なのでこの辺の換算135mmくらいの画角となると、マウント違いになりますがOlympusの75mmのレンズが良いなーと思っています。300gちょっとと軽量ですし、被写体をしっかりシャープに浮きだたせられるし、今なら電子シャッターを搭載するボディもあって開放をうまく使えるし。

さて、今日はamateurphotographerの記事にX-T10だとISOを簡単に変えられるよ!という情報が載っているのを見つけてびっくりしました。

ISO sensitivity doesn’t have its own control, but can be assigned to a function button, or set via the onscreen Q menu that gives quick access to 16 user-selectable settings. I assigned ISO to the front control dial, meaning I could click the dial in to activate the setting, then rotate the dial to change it. This works really well, and personally I much prefer it to the X-T1’s awkwardly placed, locking ISO dial.

この情報によるとX-T10のフロントコントロールダイアルにISOを割り当てるとダイアルをクリックでISO設定を呼び出せて、コントロールダイアルをグリッと回すとISO感度を変更できるとか。

コントロールダイアルのクリックが必要ではありますが、さっそく試してみたら、うん、動きますよ!いい感じ!なので以前はFn3(後ろのDパッドの上ボタン)にISO感度設定を割り当てていたのを、Fn2(フロントダイアルのボタン)のAFモード切替と入れ替えました! 前後ダイアルとも、設定画面では設定値のスクロールに使えるのですね。便利!!

あ、今日の写真はX100Sで撮ったものです。あしからず。

X-T10、その6

さて、その6です。
こないだのパレードでの反省を活かすべく、街撮りの歩留まりを向上すべく、ちょっとお勉強。下に挙げる内容はおそらくX-T10でもX-T1でも同様に適用できるはずです。

FUJIの新AFシステムスペシャルサイト
http://fujifilm-x.com/af/ja/index.html

こちらに被写体別にどの組み合わせで撮るべきかが記されていてとても参考になります。気になるAF-Cですが、

AF-C+シングルポイント
前後に直線的な動きをする被写体向けとのこと。
なので斜め前方から迫る被写体には有効なのかな

AF-C+ゾーン
「一定方向に走る人や動物、一定方向に動く乗り物など、動く方向が予測可能で、手持ちでの撮影でも設定したフォーカスエリア内に被写体を追い続けられるようなシチュエーションに有効です」とのこと。
作例を見ると被写体が一体だけなのですが、そういう状況向けなのでしょうか。

AF-C+ワイド/トラッキング
「画面内を上下左右遠近に広く動き回る被写体に最適です」ということなのですけれどもこれも被写体が一体のみ。

さて、AF-Sのところを見てみると、AF-S+ワイド/トラッキングの組み合わせの説明に「動き回る被写体が多数いる撮影に」とあります。ひょっとしてパレードとかはこれで良かったのかなー?

頭の片隅に入れておいて次回そういうシチュエーションに遭遇したときは役立てたいですね。それとは別にFuji Rumorsにお役立ち情報が載っていました。新AFシステムを利用して動体撮影する上での注意点一覧です。

  • ES or MS+ES = No AF-Tracking
  • MS Only = AF Tracking is possible
  • Face Detection ON = Tracking is possible, but only with CDAF
  • Face Detection OFF = Tracking is possible, with PDAF and CDAF
  • CH = Tacking is possible only using the part of the sensor covered by phase detection pixels.
  • Zone AF only with 3x3 or 5x3 box (no 5x5).
  • CL = All new AF-Tracking options are enabled.

要するに動体を撮ろうと思ったら

  • メカニカルシャッター!
  • 顔認識OFF!(トラッキングは有効のままでも、ONにするとコントラストAFのみ、OFFだと位相差+コントラストAF)
  • ゾーンAF使うなら3x3か5x3の枠で!
  • CH使う際はトラッキングする被写体を5x3の枠内に収めること!
  • CLならトラッキングは全画面で有効!

ということみたいです。ほかに、プリAFを有効にすること(バッテリーの減りが早くなりますが)、シングルポイント使うならAF枠は可能な限り大きめにすること、被写体は中央に、レンズによってAF改善の効果は違う、などというTIPSもありました。 

X-T10、その5

さてさて、その5になります。購入して一週間が経ちましたよ!

昨日はLGBTパレードがあったので、XF55-200mmとC-AF、試してきました。
このパレードはLGBTな人たちにとっては自らを認めるというプライドを、それ以外の人にとってはマイノリティを認めることができるというプライドを表明する、全米一リベラルな都市のサンフランシスコでも一番大きくて重要なイベントになっています。老いも若いも、LGBTかストレートかに関わらずめっちゃめちゃ多くの人が詰めかけて市内はすごく賑やかに。

で、AFについてなのですが、結論から言うとパレードでは背景も動いてるわ前景も動いてるわでゾーンAFはちょい厳しめ。被写体からそれて沿道の人にピントが抜けたりと。みんな後ろでめっちゃ旗振ってるんですもん。それでもX-E1の歩留まりからは飛躍的に向上しています。自分の場合、やはり慣れているぶんシングルポイントで狙ってC-AFのほうが良かったかもです。パレードってそこまでスピード速くないので。ただそうなるとAFエリアの切り替えが結構忙しくなるというジレンマがありました。

それよりもなによりも、これは買う前からわかっていたことながら、やはりバッファが足りないというのがかなりのネックですねー。RAW+JPEGで撮っているせいで、連写せずとも短い間隔でシャッターボタンを押しているとあっという間にバッファが枯渇します。富士のカメラではRAWファイルが非圧縮で記録される都合上、めっちゃファイルサイズが大きいのですよ。
ということで連写を使うならJPEGオンリーで記録するのがオススメなのでしょうけれど、それでもバッファには余裕がないので連射を常用する用途にはやはりX-T1が鉄板かと。ここに明確な線引きがあるみたいですね。

あれこれと書いてしまいましたが、久々に自分のいつもの写真の撮り方から離れて違うスタイルで撮影するというのは楽しかったです。

X-T10、その4くらい

さて、X-T10についてつらつらと、その4です。

自分にとって必要な機能はこの何日かでだいたい試してこれたかなーと思っています。フルオートモードとコンティニュアスAF、連写については使っていませんが、そのうち使うかも。あ!明日はサンフランシスコ市内ではLGBTパレードがあって、しかもアメリカ最高裁で同性婚が可決された直後ということで空前の盛り上がりが確約なのです。XF55-200mmを持ち出してC-AFと連射を試してこようかな。

さて、X-T1では使えなくなってて、今後どうなるかと思ったケーブルレリーズについてはちゃんと使えてます。たぶん防塵防滴にしようとするとダメなのでしょうね。ケーブルレリーズを着けたときのクラシカル然とした佇まい、好きです。ソフト帽をかぶって居住まいを正した姿のような。これからもケーブルレリーズへの対応をやめないといいな。

三脚穴については平常運転、もとい光軸上には設置されていません。ハンドグリップなどを介して光軸上に三脚穴を持ってくるようなタイプ。コンパクトさを追い求めていくと光軸上の三脚穴というのは難しいのかもしれませんね。自分はそのうちRRSから発売される(と信じてる)L型プレート待ちです。X-T10のグリップに関してはあまり不足を感じてないのとL型プレートの方が何かと楽なので。無骨な感じになるので三脚を着けるときにしか使わないのでしょうけれども。

ストラップに関してはアクリュの、FUJIとコラボして制作したバージョンのカシェ・バルジを使っています。首から提げたりもしますが、くるくると手に巻き付けてグリップストラップのようにして持ち歩いていることが多いです。アクリュのウェブサイトを開いてみたら、なんとカスタムオーダー可能になっているのですね。店舗に行ったらサヴィルロウのビスポークテイラーよろしく、店員さんが採寸用のメジャーを首にかけていたりすると感激だろうなー。あの採寸用のメジャーを首にかけるの、いつかブレイクするんじゃ!!と前から思っているのに未だにその兆しはありません。残念。
ところでこのストラップはX-E1から外してきたものなので、もう一本欲しくなります。 アルティザン&アーティストの組紐シリーズもいいのですけれど、シルクって使うのドキドキするのでやはり皮のストラップがいいな。ユリシーズさんが海外発送に対応しているっぽいのでそこから買おうかと。

X-T10、三日目くらい。

X-T10とXF60mmを組み合わせて持ち出すようになって三日目、少しだけレビューと現状の使いこなしをブログにしたためてみます。

まずこの組み合わせ、ホント便利です。AFについてはファームウェアアップデートがもうすぐ配布されてX-T1でも実感できるようになりますね。マクロ設定から解放されて近くのものから遠くのものまでシャッターボタンを押すだけでフォーカスが合うのは嬉しいですねー。撮影に集中できるようになってありがたみが身に染みてます。以前まではフォーカス合わせようとして合わず、あ、そうだったとマクロの切り替えをするというのがしばしばでしたから。 以前までの切り替えアリのAF使っていた人がこれ使ってしまうと戻れなくなりはしないかと思ってしまうくらいなので、モニターキャンペーンにはくれぐれもお気を付けを!X-Pro2、X-T2まで待とうと意気込んでいても待てずに買っちゃうかもしれませんよ。
XF60mmはとってもコンパクトでX-T10と組み合わせたときのバランスもいいし、街中で長めの焦点距離のスナップを撮るならこれがベストなんじゃないかなって思います。もちろんXF90mmもXF50-140mmもとっても良さそうですけれど、さすがに大きすぎてカジュアルに持ち歩くのには勇気がいるというか。XF55-200mmをつけてジャキーンとレンズを伸ばすとギョッとされるので(「あなたFBIなの??」ってからかわれるくらい)、人通りの多い街中ではあまり使っていません。もちろんXF56mmも良いですけれども・・・いやすみませんすみませんまだ持ってないんです、56mm。60mmがファームウェアのおかげでここまで進化してしまったため、しばらくは購入しないかもです。

電子シャッターも結構役立っています。普段は「メカニカル+電子シャッター」の設定にしており、晴天の屋外などでシャッター音がしないと、あ、効いてる効いてるといった感じ。

AFの設定は動きものをそれほど撮らないため以前同様シングルポイントAFを使うことが多いです。フォーカスエリア100%のエリアは大きすぎるため75%に。X-E1では小さなエリア設定ではフォーカスが遅くなる都合上、100%もしくはそれより大きく、だったのですが、今なら大丈夫。 測光はスポット、たまにマルチエリアを。「測光&フォーカスエリア連動」の設定があるのはX-E1を使っていた自分にとって非常に嬉しいポイントです。前はスポット測光に設定すると常に画面の中心でしか測光しなかったんですよね。

で、X-T10にはファンクションボタンがなんと7つも(!)あって、その設定は自分の場合
Fn1:シャッター方式
Fn2:AFモード切替(デフォルト)
Fn3:感度 Fn4:フィルムシミュレーション(デフォルト)
Fn5:ホワイトバランス
Fn6:フォーカスエリア選択(デフォルト)
Fn7:ワイヤレス通信(デフォルト)
としています。

カスタム設定については最近RAW現像時に色味やコントラストなどの処理をすることが多いのでJPEG用のカスタム設定はまだ追い込んでいません。ノイズリダクション-2、シャープネス-2、ハイライトとシャドウを-1のPRO Neg.Stdを設定して軟調な設定を一つ作ったくらいです。

WiFiも試してみました。チェキプリンタ買わないと。で、カメラ側の機能としてはこれくらいだと思いますが、モバイルアプリが・・・うーん、うーーーん。なんかもうめっちゃたくさん改善すべき点があるとしか。とりあえずはリモート撮影の際、カメラ縦位置にしたときにアプリ側も追従して欲しいのと、アプリのランドスケープモード切り替えに対応して欲しいです。最低限。

最後にポスプロになりますが、Lightroomの最新バージョンですでにX-T10がサポートされています。画像探したりするのは自分にとってはApertureのほうがラクなので、Apertureで取り込み、検索→RAWファイルをExport→LightroomでRAWファイル取り込み→編集という流れで後処理しています。下の写真はLightroomでVSCO Film07のFuji 160Sをかけてみたものです。

X-T10とXF60mmのコンビネーション

X-T10、だんだん馴染んで来ました。
広々としながらも十分な説明のあるX100T譲りのユーザーインターフェースは使っていて気持ちよいですね。センサー性能はそんなに変わらないのでX-E1でもいいやと思っていたのですが、やはり操作性が良いというのは段違いです。

オートフォーカスも素早く気持ちよく決まります。XF60mmとの組み合わせでいうと、以前は「ぐにゅ、にゅー・・。にゅー・・・・。やっぱりダメでした!!てへっ」というどちらかと言えばドジっ子キャラだったのに、新オートフォーカス下では「ギュギュ、ピピッ!!」と豪速で合焦してくれるのですよ。もう別レンズかっていうくらい。しかも以前みたいにマクロモードに切り替えなくてもマクロ域でフォーカスを合わせられるのです!他社カメラのユーザにはその程度かと鼻で笑われるかもですが、非常に大きい進歩です。

アームストロングが1969年に月へ降り立った際、"That's one small step for a man, one giant leap for mankind.” という有名な句を残していますが、フジのXシステムにおける今回のAFの進歩具合といったら"one giant leap for FUJI users/developers."なのです!これにとどまらず、もっと速く正確に、暗いところでも合焦するようになっていくといいなぁ。

こうして全く別物と化したXF60mm、以前までは物撮り専用として留守番役に徹していたレンズでしたが、安心して街中にスナップを撮りに連れて行けるようになりました。AF以外の弱点といえばフレアやゴーストなのですがこれらを飼い慣らすのもまた一興かと。例えば付属フードにすこし手を加えるとか。自分の場合はXF60mm純正のものではなくXF35mmのフードを使っていてフレアに関してはほぼノーガードな感じです。自分は仕事で写真を撮っているわけではないのでフレアやゴーストが出そうになったら構図に取り込んじゃってますね。
あ、径が一緒なのでXF18mmのフードも付きますよ。ただ、XF18mmのだとレンズが伸びきったときにフードに干渉してしまうのでXF35mmのを使っています。で、スクエア型のフードキャップはすぐ外れてしまうので使っておらず、39mmのレンズキャップを使っています。

で、X-T10を使っていて今のところただ一つ、ただ一つ残念なのはISO感度設定をコマンドダイヤルに割り当てられないことで、マニュアル撮影のときの操作感がガッとスポイルされてしまいます。これだけはめっちゃ残念でしたね。他社のカメラだと普通にできるのですけれども・・・。ISOはそう容易く変えるものではないというフィルム企業としての意地・・でもないですよねX-T1は独立しているし。ISO感度をコマンドダイヤルで設定できるように変更を入れるとかなり使いやすくなるのでファームウェアで対応してもらえると嬉しいなと思っています。本来であれば左肩のダイヤルがISOダイヤルだったら良かったのですけどねー。今の左肩のダイヤルは連射を使う人にとっては有り難いのだろう(そういう人はX-T1のほうがバッファが大きいからそっちを使うべきと言うのは置いておいて)と推測しますが、残念ながら自分はほぼ使うことがないです。それでも初心者の人はISO感度をマニュアルで変更することこそあまりないのでしょうからこれについては叶わぬ望みなのでしょう。

ほか、気になる点としてカメラ上部の入り組んだところにある録画ボタン、間違って録画してしまわないようにするためか、ボタンの感度が良くなくて、気合いを入れて押さないと認識してくれません。なので撮影時、タイミング的にクリティカルとなる機能はこのボタンにアサインしない方が良さげなので自分はシャッターの切り替え(メカシャッターと電子シャッターの切り替え)に使っています。

気になるところは今のところそれだけ!あとはめっちゃ気に入って使ってますよ!!

X-T10での撮影データなどはこちらからどうぞ!

X-T10

今日はXF16mmのNDフィルターを買いにカメラショップに行ったのです。ND8くらいのを買って晴れた日はつけっぱにしておこうと。スタッフに67mmのNDフィルターが欲しいんだけどって聞こうと。でもどういう気の迷いか、店頭で口をついて出たのはなぜか “Do you have a X-T10, by any chance?” って。

ショウウィンドウには陳列されていないしあるわけないって思ってました。だから冷やかし半分。

そうすると大柄で僕のゆうに二倍くらいは体重がありそうな、優しげなヒゲのおじさんが目配せをしながらしかもたくらみ顔で「初回入荷分、あると思うけれどキットかい?ボディかい?」って。

思わず「ボディで」って答えちゃった(何を言ってるんです?自分??)
「色はどうする?」
「ブラック」(いやいやいやいや)
「オーケイ、待ってな」
「Yup」(あーーーー!)

ヤバい。なんであるの?これ買っちゃう流れじゃないの?これはソファ買うお金だったんじゃないのって。

カメラはX-Pro2まで待とうと思っていて、でもちょっと前にFujirumorsの記事にとりあげられていたレビューで、新しいAFシステムによってあのXF60mmが全く別物フォーカスちょっぱやのレンズに化けている動画を見てしまっていたのですよ。すごいなって。他のレンズでも恐らくAFが高速化されているだろうなって。

で、戻ってきたおじさんが片手で軽々と持ってきたのはシステムの表示通り在庫のあったX-T10。
ボディ。
ブラック。

「ラッキーだったね。ブラックのボディはこの一つだけだ」

いや、か、買うのは今日じゃなくて全然いいし。X-Pro2まで待てると思うし。・・・。たぶん。

「どうする?今日ならもっとラッキーなことに父の日セールで税金分がタダだ!!」と勝ち誇るおじさん。
「I’ll take it!」(やってもうたーーー!)

X-T10ストラップはどんなのにしようかなと悩んでいます。

こうしてソファを買うためにしばらく前から貯めていたお金が一気にX-T10へと早変わり。まさかこうしてブログを書くことになるとは。WiFi世代のカメラはずっと気になっていたのもあったので良いかなと自分を納得させてます。SNSに撮ったその場でアップロードしたいというニーズではなくて、チェキプリンタを撮ったその場で使いたかったのですよね。街中でスナップを撮らせてもらったときにその場でプリントして相手に渡せたらなっていつも思ってたのです。メールアドレス聞いたりするのはいろいろ煩わしいし。

その後は知り合いのお店でビール飲んでワンコとじゃれてきただけなのでまだ何も撮っていないのですけれど、今まで屋内での出番ばかりであまり外に持ち出すことのなかったXF60mmももうちょっと積極的に使うようになるかなと考えています。最初のインプレッションとしてはやっぱりぎゅっと詰まって小さい!という印象で、X-E1やX100Sのつるんとしたトップが航空甲板かっていうくらい広く感じちゃいます。

さて、今まで使っていたX-E1に比べて写真の表現の幅は広がるのでしょうか。チルトする液晶でローアングル、もしくはハイアングルの写真を撮りやすくなったこと。そして電子シャッターにより、パッと絞り開放の写真を撮りやすくなったこと。WiFiでリモートからフレーミングできること。あとはフレーミングを邪魔しない情報表示で構図をきっちり決めやすくなったこと。
XF16mmを買ってからローアングルで撮ることが多くなったので、チルトは有り難いです。さらにはNDフィルターがなくても開放で撮れるようになったのも大きいし(それでも長秒露光には必要なのですが)、どかーんと広い画面でフレーミングできるのは風景を撮る際に非常に役立つでしょう。物撮りで真俯瞰の撮影の場合にはWiFiで構図も確認できるうえ、リモートでシャッターを切れます。

もちろん忘れてはいけないのが新しいAFシステムで動体と暗部の被写体にフォーカスを合わせやすくなったり、マクロ切り替えが廃止されたこと。さらにフォーカシングスピード自体高速化されたこと。タイミングを逃さないという点ではこういった機能向上は非常にありがたいものですね。
これらはX-T1でも最新のファームウェアにアップグレードすれば同様です。X-T1はUSB接続できっちりテザリング撮影ができるし、防塵防滴、ISOダイヤルが独立しているしで魅力的ですよね。

ともあれこのX-T10、これからしばらく使い込んでみようと思います。

X-T10X100Sで撮るのだから、せっかくならとフレア成分多めに。

XF16mmレビュー集

XF16mmのレビューブログはかなり数がそろってきましたが、その中からプロのカメラマンのものをいくつか抜粋してみました。こんな写真、撮ってみたいなーと思わせられるものばかりです。

VIEWS OF KENYA WITH THE FUJINON XF 16MM F/1.4 WR
Matt Brandon氏のレビュー記事。人物のポートレートがすごく参考になりますね。表情があって、しっかり背景が取り込まれていて。開放側をうまく使って被写体を浮きだたせています。開放から最大絞りまでずっとシャープであること、さらには開放でも端から端までシャープであることに驚いたと書かれています。

Fujifilm XF16mm lens ~ picture samples and first thoughts
ブドワールフォトの大家、Damien Lovegrove氏のレビュー。さすが室内での人物ポートレートでは面目躍如といったところですね。色の使い方、光の取り込み方、どこをとってもさすがだなぁと思わせられます。16-55mmよりも二段明るいことが被写体を浮きだたせるのにかなりの違いを生むとのこと。

XF16mm F1.4 Initial Reactions | Ben Cherry
PYTHON CLOSE UP – STORY BEHIND THE PHOTO
ELEPHANT CLOSE UP – STORY BEHIND THE PHOTO
ネイチャーフォトを中心に活動しているBen Cherry氏によるレビュー。パイソンを撮影するのにはNissinのi40にフラッシュベンダーを装着し、X-T1は一脚に据え付けてリモートレリーズで撮影。こういうときにティルトスクリーンは役立ちますね。ガツンと背景を入れ込んで被写体をダイナミックに撮りたい局面では画角や明るさ、AFの速さからXF16mmがかなり活躍しそうです。

Fujinon XF16mmF1.4 R WR : The latest prime from Fujifilm (Part 1)| Dubai, UAE.
Fujinon XF16mmF1.4 R WR : The latest prime from Fujifilm (Part 2)| Dubai, UAE
ドバイに住むMichael R. Cruz氏によるレビュー。とてもいいレンズだけど、やっぱりもう少しコンパクトで軽量だといいなの弁。

Fujinon XF16mm F1.4 lens – the wide angle wonder
Culture Box, Fujinon 16mmF1.4 + featured in The Guardian
デンマークでミュージックフォトを中心に活躍するFlemming Bo Jensen氏によるレビュー。
リンク先で写真を見るとすぐにわかりますが、XF16mmはまさに彼のために作られたようなもの。クラブみたいなそれほど広くないところで撮影するのにはこの画角、明るさはぴったりでしょう。画質も文句なしとのこと。彼もこのレンズがもうちょっとコンパクトなら良かったと言っていますが、それでもこの明るさや画質を考えれば妥当とのこと。夜景の写真もいくつか掲載されていますが、どれもシャープな写りではっとさせられます。

A Quick Review Of The Fujinon XF 16mm f1.4 Lens – How Wide & Shallow Can It Go?
ドイツのハンブルクでスナップやルポタージュフォトを中心に活動するMarco Larousse氏によるレビュー。 XF14mm F2.8を使いf/2.8, 1/60, ISO6400で撮影するような局面でXF16mm F1.4を利用すると、f/1.4, 1/250, ISO6400で動きを止める、もしくはf/1.4, 1/60, ISO1600と感度を下げることでノイズを少なく撮影できるようになり、撮影者に自由を与えてくれるとのこと。 まとめとして

  • 非常に優れた画質
  • 歪曲のなさ
  • フレア耐性
  • 造りの良さ
  • マニュアルフォーカスの機構と距離指標
  • ボケの美しさ
  • 最短撮影距離
を利点としてあげています。逆によくないところとして
  • 付属のチューリップ型フード
  • XF14mmに対して大きく重いこと

をあげています。Fujiのレンズフード、XF18mmやXF35mmみたいのがやっぱりいいです。自分も秋口に角形の金属フードが発売されたら欲しいところです。

FIRST LOOK AT FUJIFILM XF 16mm f 1.4 R WR FUJINON LENS
建築と空撮(航空機自体の撮影含む)、トラベルフォトを中心にドバイで活動するBjörn Moerman氏のレビュー。
サイズ感、重量感ともによく、広角レンズとしてはボケが綺麗であり、マクロとしても十分利用可能。開放でもシャープであることは特筆ものとしています。欠点としてはフィルターサイズ径がFujiのレンズはバラバラすぎることをあげています。確かに。

FUJIFILM XF 16MM F/1.4 R WR | REVIEW (ENGLISH VERSION)
X100 Collective主宰のPatrice Michellon氏によるレビュー。
この方は風景を得意とするだけあって目を瞠るものがありますね。めっちゃきれい。ポスプロで暗部を持ち上げているようですが、すごく自然な感じの仕上がりです。太陽を構図に入れ込んだものはやはり若干ゴーストが出ていますね。

Review – Fujinon XF16mm F1.4 R WR lens
スウェーデンを拠点に活動するJonas Jacobsson氏のレビュー。
FUN FUN FUN!
と、そういうことなのです(レビューを読み過ぎて、特筆するところのみ抜き出したくなってきました)
自分にとっては途中に出てくるビールとスライダーの写真がツボです。そう、24mm画角で料理写真というと、こういうの!主題をシャッキリと浮きだたせて、店の雰囲気をきっちりと入れ込む。王道ですけれども。 この方の撮る写真はみずみずしい感じで素敵ですね。

Discovering Tasmania with the FujiFilm XT-1 and Fujinon XF16 F1.4 R WR Lens
オーストラリアのメルボルンで活動するMathieu Caveiraさんのレビュー。
タスマニアの大自然をXF16mmで切り取っています。X-T1とXF16mmの組み合わせは現在のファームウェア(ver3.0)でも素早く高精度のAFが可能とのこと。今回の撮影旅行では雨や霰、雪までが降ったらしく、そういう場面ではやはり防塵防滴であることでとても助かりますよね。

10 Images ~ Fujifilm 16mm for Weddings
イギリスでウェディングフォトグラファーとして活躍しているKevin Mullins氏のレビュー。彼は自分で銘打つだけあってドキュメンタリータッチでウェディングを切り取るのがうまいですね。作例ではXF16mmを使ってウェディングの空間を写真に広々と収めています。被写体の浮きだたせ方も目を瞠るものがあってすごいなーと。やはりフィルムシミュレーションを利用してファインダーを覗いている時点からモノクロなのでしょうか。自分はほぼカラーのフィルムシミュレーションでしか写真を撮っていなくて、モノクロが必要な際にはあとからSilver Efexなどを使ってポストプロセッシングしているので、今度はモノクロのファインダーで撮ることにも挑戦してみようと思います。

と、いろいろな方のレビューを読んだり、作例を見ていると勉強になります。特徴を活かしきること。レンズの明るさやきれいなボケ、AFの速さ、マクロ域。主題をはっきりと浮きだたせる力を持つレンズなのでそこをきっちり使いこなせるようになりたいですね。 

FUJINON XF16mm F1.4 R WR

久々にレンズを新調してみました。XF16mm F1.4R。手持ちのXマウントのレンズで一番広角なのは35mmだったので、画角の広いレンズが欲しかったのです。 そんな自分にとって新しく発売されたばかりのこのレンズはとても魅力的。
もちろんXF14mmやズームのXF10-24mmという選択肢もあったのだけれど、夜に撮り歩くこともあるので明るいレンズがやはり気になります。カメラ屋で一個在庫あるけどどう?との言葉に釣られて試してみたところ、かなり気に入ってしまって購入。

サイズはそれなりにコンパクトかつそれなりに軽量で持ち出しやすいです。さすがにXF35mmまでコンパクトではないけれど自分にとっては許容範囲。X-E1と合わせた重量は720g程度とNikonの24mm F1.4Gが単体で620gすることを考えればかなり軽量です。

そもそも今まで換算24mmというレンズは使ったことがなかったので最初はおっかなびっくりだったけれど、やっぱり画角が広いぶん狭いところで撮りやすいのは確か。逆を言うと、28mmよりさらに踏み込んで撮影しないと何を撮りたいのかわからない写真になることも。で、人物を撮る場合、一歩寄って撮ろうとすると「そんなに近くから??」と人の表情も硬くなりがちなので、きっちりアイスブレイクして緊張を解くことが必要ですね。広角って難しい。ほか、左右の水平だけではなく仰角や俯角も気にしなければならなくなる感じ。ちょっと上下にレンズを振るだけでパースの付き方にかなり違いが出てくるのですね。換算24mmでの作例をいろいろ見てみたり、他の人のブログを見たりして勉強中です。

このレンズはレンズ先から7cmくらいまで被写体に近づいて撮影できます。背景を取り込みつつ寄れる感覚。そこで絞りを開けばぐわっと被写体が浮き出てくるのが面白いですね。(その後指摘されて気づいたのですが、7cmよりまだ寄れますね。5cmくらい。5cmもあるとはいえ、レンズが被写体にくっつきそうでこわくなります。)
X-E1との相性についてもAF含め快適動作。XF60mmみたいにグニュー・・・グニュー・・・ピピッみたいな緩慢な動作ではなくシャキっとフォーカスが合う感じでノーストレス。カシャンとフォーカスリングを手元に引き寄せてマニュアルにスイッチする機構もかなり便利。夜景も撮りに行きたいところなのだけど、最近は夜の天気が悪いです。スカッと晴れないかなー。

しかし、このように明るいレンズを買うと本体も欲しくなる副作用が!
開放側を積極的に使いたくなるのですよ、このレンズ。でも1/4000のシャッタースピードだと快晴の日中に絞りを開けられない。もちろんNDフィルターを持ち歩くというのも正解だけれど、X-T1やX-T10なら1/32000の高速電子シャッターが搭載されているのですよね。うらやましい。

新しいセンサーになるのを待っているのですが、X-Trans CMOS IIがX20とX100Sに搭載されて世に出てからもうすでに2年以上が経過して、もうそろそろかなーと思いきやX-T10が発表されてしまい、やっぱりもうちょっと待たなければダメかなぁという・・・。秋口のX-Pro2かな。新しいセンサーの他に勝手な希望として、そろそろハイスピードシンクロ欲しいのと、これだけすばらしいレンズが揃っているのだから可変NDフィルタが内蔵されると個人的にかなり嬉しいです。ND1000まで可変だったりするとちょう面白いのに。

Aesop

FillmoreのAesopにて。床から天井までぎっしりと詰め込まれた製品たち。X100Sだったら縦位置で撮ったかも。京都のAesopのクリーンさを感じさせるインテリアとはちょっと違って、なんというかヒップな感じ。ここのローズマリーの入ったハンドソープはホント香りがよい。

Sightglass Coffee

7th&FolsomのSightglass、新興のカフェの中では一番広いんじゃないかなー。アメリカって調理の必要な軽食を出さないカフェはスタバやピーツを除くと席数がそれほど多くないのですが、ここは例外。ところでここのお手洗いではハンドソープに上のAesopが使われており、香りがとても良いので必ず手を洗って帰ります。写真的にはいろんなものを画面に収めてしまい、散漫でよくわからないものになってしまった例ですね。

Ritual Coffee Roasters

MissionのRitual Coffee Roasters。去年改装して開放感がまた1ランク上がった感じ。心地よい酸味にあふれるものが多い印象で、SFのカフェではここのコーヒーがイチバンのお気に入り。広角と逆光の組み合わせって影をたくさん撮り込めるので楽しいです。

Pontiac Silver Streak

PontiacのSilver Streak。F11に絞って撮ってみた。

A TRUMPET AND A DANCERMissionでの一コマ。写真撮ってもいいけど、と、この後列車ごっこみたいなのに参加させられることに。 Lorenzo Fondaの "A Trumpet And A Feather"という絵本がありますが、寓意に満ちていて好き。

それほど広くない歩道の端から撮ったもの。24mmだと狭いところでもいろいろなものを詰め込めるなーというのを実感した一枚。

Golden Gazelle

寄って開放しての一枚。1951年のChevrolet Deluxeのオーナメントであるゴールデンガゼル。広角なのに被写界深度がめちゃめちゃ浅くってピントを合わせるのに一苦労。

Cajun Shrimp

料理のスナップ。アップで撮ろうとするとどうしても手前がどーんと大きく写ります。カメラを傾けて撮る写真と一緒で、こういう写真がたくさん並んでいると若干食傷気味になりそうですが、アクセントに使うのはなかなか。それとは別にせっかくなのだから他のテーブルや店内など、うまく雰囲気を取り込んで写せばよかったなと後から気づいたのでした。

Phở Gà

俯瞰で料理を。どんぶりのフチを浮き立たせるのに絞りを開けすぎたようで、もうちょっと絞れば良かったです。 立って撮影するわけにもいかず、ほぼ当てずっぽうで撮っているのでティルトがある機種がうらやましくなります。 画角の広い広角レンズは俯瞰で撮るのが楽ですが、パースをあまり付けない構図にするように気をつける必要がありそうですね。

Halo
Brushtouch Cloud
Steel Towers

続いて天気のいい日に撮ったものをいくつか。写真ではゴーストっぽいものが出てしまっているのですが、そういえばUVフィルターを着けっぱなしだったのでした・・・。前玉が出っ張っているレンズだとフィルターで保護したくなるのは貧乏性なのでしょうか。

Bottle and Water

レビューの中に出てきた色収差はこれかなーというのを見つけました。ボトルの向かって左の肩部分ですね。この程度ならLightroomで補正も効くし大丈夫かな。

Coffee Beans in tubes
Coffee Beans
Cold BrewPotrero HillにあるFront CafeではCold Brewを頼むとメイソンジャーに入れてくれる。容器代として$1.5のデポジットを払うのだけど、返さずそのままにしていると身の回りにこのジャーがどんどん増えていってしまう。

相変わらず最適な絞りの感覚を身につけるのに四苦八苦しています。明るくて寄れるレンズならではの難しさでしょうか。あとやっぱりUVフィルターはもう家に置いといて、日中はND8を付けっぱなしにしておこうかと思っています。

と、こちらにXF16mmで撮った写真をまとめてみました。拙い写真ばかりですが、少しでも参考になれば幸いです。

X-Series-Blogs-4

メルボルン在住のフォトグラファー、Peter Davison氏によるX100Tのレビュー記事を紹介します。ちょうど日本へ旅行する直前にX100Tを手にしたとのことで、日本の写真も盛りだくさんです。

FUJIFILM X100T REVIEW

彼はX100SからX100Tにアップグレードしたとのことですが、X100Sで抱えていた不満点が解消されたと述べています。

  • 回転ダイヤルがDパッドになったこと
  • グリップのホールド性が増したこと
  • LVFの劇的な改善
  • ボタンレイアウトの改善
  • フォーカス速度の改善
  • 絞りリングが1/3段ごとに変更可能になったこと

WifiはX100SからX100Tにアップグレードする理由のうち最も重要なものの一つで、WiFiのリモート撮影機能を使うとチルトがなくてもアングルを自由に撮れるので気に入っている。また、USB充電機能はAC充電に比べて若干時間はかかるものの、FUJIがNP-95充電器をデザインし直した結果、かなり小さくなりポケットサイズになったので両方持って行ったとのこと。

X100Sからのアップグレードに際して、WiFiとUSB充電機能、絞りの1/3ステップとカスタマイズ機能を重視するのであればX100Tへのアップグレードは価値あるものと述べています。

彼のページに載せられている写真ですが、モノクロのものなどは一度ケータイにアップロードしてからVSCOCamでフィルタ効果を適用し、それからWEBにアップロードしているとのことです。このワークフローはかなりユニークですね。

X-Series-Blogs-3

Pitti Uomoというメンズ服の展示会が1年に2度、1月に6月にフィレンツェで開催されています。今年も第87回のPitti Uomoが1/13-16日の日程で行われ、世界中のバイヤーがフィレンツェに駆けつけました。その様子を当地在住のフォトグラファー、Alessandro Michelazzi氏がX100TとテレコンのTCL-X100で写真に収めたブログ記事を公開しています。 彼の得意とする分野はファッション、ポートレート、ライフスタイルということでまさにPitti Uomoは格好の舞台、ブログに公開されているファッションスナップも個性的な着こなしのお洒落なバイヤー達を含め、見応えのあるポートレートとなっています。

87 Pitti Uomo Firenze / Photos, life and people. Fuji X100T and TCL-X100 teleconverter test

Alessandro氏はこの記事の中でX100TとTCL-X100の組み合わせには非常に満足しているとしていながらも、ボケがあまりよくないこと 、光学ファインダーを使う場合にテレコンがかぶること、テレコンがLightroomのプロファイル補正に対応していないことを課題点として挙げています。

確かTCL-X100自体はLightroomの最新版では既に対応済みとなっているはずなのですが、X100Tとの組み合わせではまだ対応していないということなのでしょうか?