参考にしているサイト

たぶん誰でもお気に入りの写真に関するサイトがあると思います。自分の場合はThe Inspired Eye MagazineとLomographyのサイト。

Lomographyのサイトにはフィルムで撮影した写真がたくさんアップロードされていて、あるフィルムで撮影したらこんな感じで写るんだというのがわかるのですごく参考になります。フィルムは手に入りづらくなっているのもあるし、現像にかかる費用も年々上昇しています。結果としてフィルム機には手を出しづらいなーと思っているのでこのサイトは有り難い限り。
もちろんクロスプロセスやプッシュ、プル、ブリーチなどいろんな現像がされていたり、レンズも全く違ったりするので同じフィルムで撮影したからといって出力が一緒になるわけではないのですが、それでも。Lightroomでこんな感じかなーとプリセット作ったりしてます。

http://www.lomography.com/films

そしてThe Inspired Eye。ストリートフォトの雑誌というか媒体なのですが、もうめちゃめちゃ好きです。ブログの内容も、月に一回の読者応募コーナー(?)にアップされる写真も、すごいなーと思わせられるものばかり。
最近では「10 things learned from being a photo editor」(写真編集者として学んだ10のこと)という記事が自分的にめちゃヒット。この雑誌の編集者であるOlivier Dougによって書かれた、よりよいフォトグラファーになるための道しるべ的な記事なのですが、その中で個人的には2つの項目に心を惹かれました。

http://www.theinspiredeye.net/learned-photo-editor/

一つは「Don’t get stuck on clichés」(クリーシェにハマらない)、これがどういうことか簡単にいってしまうと誰にでも撮れるようなものを撮らないということ。クリーシェというのは決まり文句であるとか常套句という意味ですが、翻って、使い古された陳腐なものという意味にもなります。写真でいうと絵はがきやガイドブックに載っているような写真でしょうか。
クリーシェ的な写真を撮るのは悪いことではありません。しかしフォトグラファーとしてよりよい写真を撮るための一つのステップにすぎないことを自覚する必要があると述べられています。

例えばこの写真もクリーシェです。同じような写真が今まで何万枚撮られたのだろうかと。
「いまを生きる」という映画の中でロビン・ウィリアムズ扮する教師、ジョン・キーティングがいきなり教壇上にのぼり、「I stand upon my desk to remind myself that we must constantly look at things in a different way. 」(ものごとを常に違った視点から見つめなければならない。それを思い起こすために教壇の上に立っているんだ)と教室の生徒たちに言う場面があります。創作する全ての人々へのメッセージに受け取れますが、写真であれば構図、光の具合、被写体の切り取りかたなど様々な要素を自分なりに見方を変えて再構築し、撮影するということでしょうか。すごくすごく難しいです。

もう一つは「Consistency is what to strive for」(一貫性を追い求めること)。 スタイル、主題、ものの見方などに一貫性を持っているフォトグラファーがやはり突出した魅力をもちます。アンセル・アダムス、アンリ・カルティエ・ブレッソン、ピーター・リンドバーグ。有名なフォトグラファーの写真は彼らの名前からすぐにイメージが頭に浮かびます。そう思われるようになるのが撮影者として一貫性を持つということ。
写真以外では一貫性を持つ創作物が多く、例えば音楽や絵画、映画など。あるいは文章だってそうです。ではなぜ一貫性が必要なのでしょうか。それはヒトはパターンの連続性に心地よさを感じるからです。音楽はそのなかでも特徴的ですよね。ドラムやベースは特定のパターンをちりばめますし、あるいはギターやボーカルもそうですね。韻を踏んだり、Aメロ、Bメロ、そしてサビの部分があったり。これらのパターンが破壊されるとやはり音楽として聞きづらいものになります。
写真を撮るたびにその写真が自分の撮りたかったものなのか自分の心にいつも問うこと。そうすることにより意図的に一貫性を持たせられるようになるとのことです。

上に掲げた二点だけでも相当難しいのですが、いつも心に留めて撮影するようにしています。残る8つの項目についても是非読んでみてください。

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