Pentax K-S1

またもやうっかりと。
Pentax K-S1。年末のセールで面倒なメールインリベートによる還元ではあるものの、レンズキットが$179くらいだったのです。買ったらレンズも買わずにはいられないだろうという自負があったのでさんざん迷いましたが。

Pentaxのレンズは小型軽量な単焦点が揃っているのが魅力です。なかでも35mm(換算50mm)のマクロなんてテーブルの上に並ぶ料理から人物、風景までと散歩のお供にはぴったりなレンズ。他にも交換レンズ界における薄さの極致を代表するパンケーキレンズ並びにビスケットレンズなど、いいなーと常々思っていたのですよね。

さて、実際に撮影するまで実は1ヶ月以上もの間が開きました。というのも店内ではそれほど気になりませんでしたが、いざ家で開封して触ってみたところ、キットレンズからひねり出されるAF時の大きな音が気になってしまったのでした。さらにK-3などと比べてあからさまに大きく甲高い、裁ちばさみで布を切るようなジャキンというシャッター音のこともあってまずはレンズだけでもどうにかしないと、とずっと使っていなかったのです。

ちょっと使ってみてわかった(ちょっと考えてみればすぐにわかったかも)のは、Pentaxのレンズに小型軽量のものが多いのはほぼ、ボディ駆動AFによる恩恵ということ。ところがそのAF、K-S1と組み合わせると富士Xシリーズで言えばXF35mmの作動音をさらに大きくしたくらいの音がしてしまいます。Xシリーズの動作音に慣れてしまっていると静かな場所で使うのは控えたいレベル。外でゆったりと風景を撮るのに向いているカメラではないでしょうか。

K-S1のデザインはもう、冒険心のカタマリですね。グリップが光るなんて到底信じられないことをやってのけています。操作系に関して切ないのは水準器がないことと1ダイヤルであることくらいで後は充分なもの。他の機能に関してはボディ内に手ぶれ補正が付いていますし、画素数は2000万画素もあって充分。ただやっぱり光学ファインダーよりEVFのほうが好きかも。自分が見ているものをそのまま記録できるミラーレスのほうが自分の好みにあっているのでしょう。

ところでご存じの方も多いかもしれませんが、PentaxはAPS-Cサイズのミラーレスも作っていたことがあったんです。その際に新マウントを作らず現行のKマウントを利用することにしたため、フランジバック長の関係上、どうしてもボディに厚みが出てしまうことになってしまったのですよね。そうして世に出されたのがレンガのような形のK-01。あまりに前衛的な形状に消費者は引いてしまったのか、ほどなくしてその姿は市場から消えてしまったのが悔やまれます。もしEVFを付けて、さらにフランジバックの長さを活かして小さな645zのような形をしたカメラを発表していたらヒット商品になっていたのではないかなと。なのでK-S1も後継機はどうなることやらと案じていたら意外とあっさり、しかもかなりコストパフォーマンスがよく、申し分のない機能を兼ね備えたK-S2が発表されました。今年はフルサイズ機の発表も予定されているPentax、頑張って欲しいです。


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