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XF16mmレビュー集

XF16mmのレビューブログはかなり数がそろってきましたが、その中からプロのカメラマンのものをいくつか抜粋してみました。こんな写真、撮ってみたいなーと思わせられるものばかりです。

VIEWS OF KENYA WITH THE FUJINON XF 16MM F/1.4 WR
Matt Brandon氏のレビュー記事。人物のポートレートがすごく参考になりますね。表情があって、しっかり背景が取り込まれていて。開放側をうまく使って被写体を浮きだたせています。開放から最大絞りまでずっとシャープであること、さらには開放でも端から端までシャープであることに驚いたと書かれています。

Fujifilm XF16mm lens ~ picture samples and first thoughts
ブドワールフォトの大家、Damien Lovegrove氏のレビュー。さすが室内での人物ポートレートでは面目躍如といったところですね。色の使い方、光の取り込み方、どこをとってもさすがだなぁと思わせられます。16-55mmよりも二段明るいことが被写体を浮きだたせるのにかなりの違いを生むとのこと。

XF16mm F1.4 Initial Reactions | Ben Cherry
PYTHON CLOSE UP – STORY BEHIND THE PHOTO
ELEPHANT CLOSE UP – STORY BEHIND THE PHOTO
ネイチャーフォトを中心に活動しているBen Cherry氏によるレビュー。パイソンを撮影するのにはNissinのi40にフラッシュベンダーを装着し、X-T1は一脚に据え付けてリモートレリーズで撮影。こういうときにティルトスクリーンは役立ちますね。ガツンと背景を入れ込んで被写体をダイナミックに撮りたい局面では画角や明るさ、AFの速さからXF16mmがかなり活躍しそうです。

Fujinon XF16mmF1.4 R WR : The latest prime from Fujifilm (Part 1)| Dubai, UAE.
Fujinon XF16mmF1.4 R WR : The latest prime from Fujifilm (Part 2)| Dubai, UAE
ドバイに住むMichael R. Cruz氏によるレビュー。とてもいいレンズだけど、やっぱりもう少しコンパクトで軽量だといいなの弁。

Fujinon XF16mm F1.4 lens – the wide angle wonder
Culture Box, Fujinon 16mmF1.4 + featured in The Guardian
デンマークでミュージックフォトを中心に活躍するFlemming Bo Jensen氏によるレビュー。
リンク先で写真を見るとすぐにわかりますが、XF16mmはまさに彼のために作られたようなもの。クラブみたいなそれほど広くないところで撮影するのにはこの画角、明るさはぴったりでしょう。画質も文句なしとのこと。彼もこのレンズがもうちょっとコンパクトなら良かったと言っていますが、それでもこの明るさや画質を考えれば妥当とのこと。夜景の写真もいくつか掲載されていますが、どれもシャープな写りではっとさせられます。

A Quick Review Of The Fujinon XF 16mm f1.4 Lens – How Wide & Shallow Can It Go?
ドイツのハンブルクでスナップやルポタージュフォトを中心に活動するMarco Larousse氏によるレビュー。 XF14mm F2.8を使いf/2.8, 1/60, ISO6400で撮影するような局面でXF16mm F1.4を利用すると、f/1.4, 1/250, ISO6400で動きを止める、もしくはf/1.4, 1/60, ISO1600と感度を下げることでノイズを少なく撮影できるようになり、撮影者に自由を与えてくれるとのこと。 まとめとして

  • 非常に優れた画質
  • 歪曲のなさ
  • フレア耐性
  • 造りの良さ
  • マニュアルフォーカスの機構と距離指標
  • ボケの美しさ
  • 最短撮影距離
を利点としてあげています。逆によくないところとして
  • 付属のチューリップ型フード
  • XF14mmに対して大きく重いこと

をあげています。Fujiのレンズフード、XF18mmやXF35mmみたいのがやっぱりいいです。自分も秋口に角形の金属フードが発売されたら欲しいところです。

FIRST LOOK AT FUJIFILM XF 16mm f 1.4 R WR FUJINON LENS
建築と空撮(航空機自体の撮影含む)、トラベルフォトを中心にドバイで活動するBjörn Moerman氏のレビュー。
サイズ感、重量感ともによく、広角レンズとしてはボケが綺麗であり、マクロとしても十分利用可能。開放でもシャープであることは特筆ものとしています。欠点としてはフィルターサイズ径がFujiのレンズはバラバラすぎることをあげています。確かに。

FUJIFILM XF 16MM F/1.4 R WR | REVIEW (ENGLISH VERSION)
X100 Collective主宰のPatrice Michellon氏によるレビュー。
この方は風景を得意とするだけあって目を瞠るものがありますね。めっちゃきれい。ポスプロで暗部を持ち上げているようですが、すごく自然な感じの仕上がりです。太陽を構図に入れ込んだものはやはり若干ゴーストが出ていますね。

Review – Fujinon XF16mm F1.4 R WR lens
スウェーデンを拠点に活動するJonas Jacobsson氏のレビュー。
FUN FUN FUN!
と、そういうことなのです(レビューを読み過ぎて、特筆するところのみ抜き出したくなってきました)
自分にとっては途中に出てくるビールとスライダーの写真がツボです。そう、24mm画角で料理写真というと、こういうの!主題をシャッキリと浮きだたせて、店の雰囲気をきっちりと入れ込む。王道ですけれども。 この方の撮る写真はみずみずしい感じで素敵ですね。

Discovering Tasmania with the FujiFilm XT-1 and Fujinon XF16 F1.4 R WR Lens
オーストラリアのメルボルンで活動するMathieu Caveiraさんのレビュー。
タスマニアの大自然をXF16mmで切り取っています。X-T1とXF16mmの組み合わせは現在のファームウェア(ver3.0)でも素早く高精度のAFが可能とのこと。今回の撮影旅行では雨や霰、雪までが降ったらしく、そういう場面ではやはり防塵防滴であることでとても助かりますよね。

10 Images ~ Fujifilm 16mm for Weddings
イギリスでウェディングフォトグラファーとして活躍しているKevin Mullins氏のレビュー。彼は自分で銘打つだけあってドキュメンタリータッチでウェディングを切り取るのがうまいですね。作例ではXF16mmを使ってウェディングの空間を写真に広々と収めています。被写体の浮きだたせ方も目を瞠るものがあってすごいなーと。やはりフィルムシミュレーションを利用してファインダーを覗いている時点からモノクロなのでしょうか。自分はほぼカラーのフィルムシミュレーションでしか写真を撮っていなくて、モノクロが必要な際にはあとからSilver Efexなどを使ってポストプロセッシングしているので、今度はモノクロのファインダーで撮ることにも挑戦してみようと思います。

と、いろいろな方のレビューを読んだり、作例を見ていると勉強になります。特徴を活かしきること。レンズの明るさやきれいなボケ、AFの速さ、マクロ域。主題をはっきりと浮きだたせる力を持つレンズなのでそこをきっちり使いこなせるようになりたいですね。 

FUJINON XF16mm F1.4 R WR

久々にレンズを新調してみました。XF16mm F1.4R。手持ちのXマウントのレンズで一番広角なのは35mmだったので、画角の広いレンズが欲しかったのです。 そんな自分にとって新しく発売されたばかりのこのレンズはとても魅力的。
もちろんXF14mmやズームのXF10-24mmという選択肢もあったのだけれど、夜に撮り歩くこともあるので明るいレンズがやはり気になります。カメラ屋で一個在庫あるけどどう?との言葉に釣られて試してみたところ、かなり気に入ってしまって購入。

サイズはそれなりにコンパクトかつそれなりに軽量で持ち出しやすいです。さすがにXF35mmまでコンパクトではないけれど自分にとっては許容範囲。X-E1と合わせた重量は720g程度とNikonの24mm F1.4Gが単体で620gすることを考えればかなり軽量です。

そもそも今まで換算24mmというレンズは使ったことがなかったので最初はおっかなびっくりだったけれど、やっぱり画角が広いぶん狭いところで撮りやすいのは確か。逆を言うと、28mmよりさらに踏み込んで撮影しないと何を撮りたいのかわからない写真になることも。で、人物を撮る場合、一歩寄って撮ろうとすると「そんなに近くから??」と人の表情も硬くなりがちなので、きっちりアイスブレイクして緊張を解くことが必要ですね。広角って難しい。ほか、左右の水平だけではなく仰角や俯角も気にしなければならなくなる感じ。ちょっと上下にレンズを振るだけでパースの付き方にかなり違いが出てくるのですね。換算24mmでの作例をいろいろ見てみたり、他の人のブログを見たりして勉強中です。

このレンズはレンズ先から7cmくらいまで被写体に近づいて撮影できます。背景を取り込みつつ寄れる感覚。そこで絞りを開けばぐわっと被写体が浮き出てくるのが面白いですね。(その後指摘されて気づいたのですが、7cmよりまだ寄れますね。5cmくらい。5cmもあるとはいえ、レンズが被写体にくっつきそうでこわくなります。)
X-E1との相性についてもAF含め快適動作。XF60mmみたいにグニュー・・・グニュー・・・ピピッみたいな緩慢な動作ではなくシャキっとフォーカスが合う感じでノーストレス。カシャンとフォーカスリングを手元に引き寄せてマニュアルにスイッチする機構もかなり便利。夜景も撮りに行きたいところなのだけど、最近は夜の天気が悪いです。スカッと晴れないかなー。

しかし、このように明るいレンズを買うと本体も欲しくなる副作用が!
開放側を積極的に使いたくなるのですよ、このレンズ。でも1/4000のシャッタースピードだと快晴の日中に絞りを開けられない。もちろんNDフィルターを持ち歩くというのも正解だけれど、X-T1やX-T10なら1/32000の高速電子シャッターが搭載されているのですよね。うらやましい。

新しいセンサーになるのを待っているのですが、X-Trans CMOS IIがX20とX100Sに搭載されて世に出てからもうすでに2年以上が経過して、もうそろそろかなーと思いきやX-T10が発表されてしまい、やっぱりもうちょっと待たなければダメかなぁという・・・。秋口のX-Pro2かな。新しいセンサーの他に勝手な希望として、そろそろハイスピードシンクロ欲しいのと、これだけすばらしいレンズが揃っているのだから可変NDフィルタが内蔵されると個人的にかなり嬉しいです。ND1000まで可変だったりするとちょう面白いのに。

Aesop

FillmoreのAesopにて。床から天井までぎっしりと詰め込まれた製品たち。X100Sだったら縦位置で撮ったかも。京都のAesopのクリーンさを感じさせるインテリアとはちょっと違って、なんというかヒップな感じ。ここのローズマリーの入ったハンドソープはホント香りがよい。

Sightglass Coffee

7th&FolsomのSightglass、新興のカフェの中では一番広いんじゃないかなー。アメリカって調理の必要な軽食を出さないカフェはスタバやピーツを除くと席数がそれほど多くないのですが、ここは例外。ところでここのお手洗いではハンドソープに上のAesopが使われており、香りがとても良いので必ず手を洗って帰ります。写真的にはいろんなものを画面に収めてしまい、散漫でよくわからないものになってしまった例ですね。

Ritual Coffee Roasters

MissionのRitual Coffee Roasters。去年改装して開放感がまた1ランク上がった感じ。心地よい酸味にあふれるものが多い印象で、SFのカフェではここのコーヒーがイチバンのお気に入り。広角と逆光の組み合わせって影をたくさん撮り込めるので楽しいです。

Pontiac Silver Streak

PontiacのSilver Streak。F11に絞って撮ってみた。

A TRUMPET AND A DANCERMissionでの一コマ。写真撮ってもいいけど、と、この後列車ごっこみたいなのに参加させられることに。 Lorenzo Fondaの "A Trumpet And A Feather"という絵本がありますが、寓意に満ちていて好き。

それほど広くない歩道の端から撮ったもの。24mmだと狭いところでもいろいろなものを詰め込めるなーというのを実感した一枚。

Golden Gazelle

寄って開放しての一枚。1951年のChevrolet Deluxeのオーナメントであるゴールデンガゼル。広角なのに被写界深度がめちゃめちゃ浅くってピントを合わせるのに一苦労。

Cajun Shrimp

料理のスナップ。アップで撮ろうとするとどうしても手前がどーんと大きく写ります。カメラを傾けて撮る写真と一緒で、こういう写真がたくさん並んでいると若干食傷気味になりそうですが、アクセントに使うのはなかなか。それとは別にせっかくなのだから他のテーブルや店内など、うまく雰囲気を取り込んで写せばよかったなと後から気づいたのでした。

Phở Gà

俯瞰で料理を。どんぶりのフチを浮き立たせるのに絞りを開けすぎたようで、もうちょっと絞れば良かったです。 立って撮影するわけにもいかず、ほぼ当てずっぽうで撮っているのでティルトがある機種がうらやましくなります。 画角の広い広角レンズは俯瞰で撮るのが楽ですが、パースをあまり付けない構図にするように気をつける必要がありそうですね。

Halo
Brushtouch Cloud
Steel Towers

続いて天気のいい日に撮ったものをいくつか。写真ではゴーストっぽいものが出てしまっているのですが、そういえばUVフィルターを着けっぱなしだったのでした・・・。前玉が出っ張っているレンズだとフィルターで保護したくなるのは貧乏性なのでしょうか。

Bottle and Water

レビューの中に出てきた色収差はこれかなーというのを見つけました。ボトルの向かって左の肩部分ですね。この程度ならLightroomで補正も効くし大丈夫かな。

Coffee Beans in tubes
Coffee Beans
Cold BrewPotrero HillにあるFront CafeではCold Brewを頼むとメイソンジャーに入れてくれる。容器代として$1.5のデポジットを払うのだけど、返さずそのままにしていると身の回りにこのジャーがどんどん増えていってしまう。

相変わらず最適な絞りの感覚を身につけるのに四苦八苦しています。明るくて寄れるレンズならではの難しさでしょうか。あとやっぱりUVフィルターはもう家に置いといて、日中はND8を付けっぱなしにしておこうかと思っています。

と、こちらにXF16mmで撮った写真をまとめてみました。拙い写真ばかりですが、少しでも参考になれば幸いです。